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Blenderアドオン「3D Manga Studios」
1カットごとに手作業で組み直していたライトとシェーダーの構成を、自動生成できるようにした自作Blenderアドオン。Superhive Marketで販売中。
PROCESS / 制作過程
課題 ─ カートゥーン調の陰影表現は、セットアップに時間がかかりすぎる
カートゥーン・漫画的な表現には映像分野でのニーズも見込めると考え、シェーダーによるトーン表現を研究してきました。ただしこの表現は、ライトとシェーダーの関係を1カットごとに手作業で組み直す必要があり、反復作業とセットアップに時間を取られます。表現そのものより準備に時間が溶ける構造になっていました。
発見 ─ 3点ライティングとトーン領域を連動させる
研究の過程で、キーライト・フィルライト・バックライトの3点ライティングとシェーダーを連動させることで、トーン表現の領域を分離して制御できるテクニックを見つけました。照明設計をそのままトーンの設計として使えるため、絵作りの判断が直感的になります。
設計 ─ Pythonでセットアップを自動化
発見したテクニックを、漫画・カートゥーン表現の制作で反復的に使える状態にするため、Blenderアドオンとして実装。手作業では1モデルあたり約30時間かかっていたライトとシェーダーのセットアップを、約10分で生成できるようにしました。
開発コスト
手法の再現とスクリーントーン表現の開発を含め、約50時間を投じました。
適用事例
このアドオンを適用した作例: オリジナルキャラクター「あだっち」
公開 ─ Superhive Market で販売中
開発したアドオンは、Blender向けアドオン・アセットのマーケットプレイス「Superhive Market」で販売しています。自分の制作のために作った仕組みを、他の制作者が使える形まで仕上げて公開しました。
→ 3D Manga Studios を見る(Superhive Market)
アップデートや作例は、アドオン専用のアカウントで発信しています。
X(@3d_manga19094) / Instagram(@3dmangastudios)
反響 ─ 海外コンテストにスポンサーとして参加
2026年4月、海外の3DCGコンテスト「CGANDWE 3D CHALLENGE #45(テーマ: VEHICLE)」にスポンサーとして参加しました。上位入賞者への賞品としてアドオンが採用され、他のCGツールと並んでスポンサーとして掲載されています。自分の制作のために作った仕組みが、海外の制作者コミュニティに向けて提供される形になっています。