トイ・ストーリーはなぜ”おもちゃ”なのか
1995年のトイ・ストーリーは、世界で初めての「長編フルCGアニメーション映画」でした。ずっと気になっていたことがあります。記念すべき最初の長編CG映画の題材が、なぜ”おもちゃ”なのか。
子ども向けだから、という説明はもちろん分かります。でも、それだけではない気がしているんです。
この記事で書いていること
- 発展途上だったCGの唯一の欠点 ─ 有機的な質感と「不気味の谷」、短編『ティン・トイ』の教訓
- おもちゃは当時の技術にちょうど良かった ─ 硬く人工的な質感はCGの得意分野
- 物語の普遍的な魅力と表現の限界が噛み合った、理にかなったコンセプト
- もしこの一作がなかったら ─ 『スーパーマリオ64』などゲームの3D化への影響
3DCGとゲーム表現の歴史をたどる考察です。