Blenderのシステムはなぜ独特なのか?
3DCGソフトに触れたことがある人なら、一度はBlenderの「クセ」に戸惑ったことがあるはずです。マウスの割り当て、独特なウィンドウ構成、コマンド体系——「なぜこうなっているの?」と感じる場面は少なくありません。
でも、その独特さの正体をたどっていくと、ひとつの言葉にたどり着きます。「柔軟さ」です。そしてこの柔軟さこそが、ユニークで自由なクリエイティブを支えているのです。
この記事で書いていること
- オープンソースという出自 ─ 「Free Blender」キャンペーンとGPL化の歴史
- 効率を突き詰めたUI ─ カーソル位置基準のショートカット設計
- 一見ナゾなショートカットの法則 ─ G=Grab、R=Rotate、操作が言葉のようにつながる
- モデリングから動画編集まで完結する統合環境
- Mayaとの比較で見える「柔軟さ」と、DreamWorks『Forgotten Island』にも通じる表現の自由
道具が自由であれば、作れるものも自由になる。グラフィックデザイナーの方にもぜひ読んでほしい内容です。